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ITサービスマネジメント(ITSM)ツールと呼ばれる製品は、情報システム部門が抱える様々な業務(ヘルプデスク業務、インシデント対応、資産管理…etc.)を広く支援してくれます。このため、ITサービス提供時のコスト削減や品質向上を目指す多くの組織で導入されています。
IT運用管理ツールのブランド「ManageEngine(マネージエンジン)」も、市場に出回るITSMツールの1つとして「ServiceDesk Plus(サービスデスク プラス)」を提供しています。本ツールは、アプリ開発のスキルが無くても簡単にカスタマイズが可能で、価格帯も安価であることに定評があります。
フルカスタマイズが必要な高額ツールと比較して、導入する際のハードルがかなり低いと言えますが、それでも多くのお客様が実際の導入を進めるに際して「情報不足」による壁を感じ、スムーズに検討を進められないようです(実際に、そのようなお問合せ/ご相談がよく寄せられます)。
本コラムでは、ITSMツールの導入を検討するご担当者様が直面しがちな「3つの壁」について、ServiceDesk Plusの例を元に具体的な解消方法をご説明します。以下のような「モヤモヤ」に覚えのある方は、ぜひ各項をご参照ください。
ITSMツール導入時に直面しがちな3つの壁 |
1.ITSMツール導入の是非を決められない
こんなモヤモヤを持っていませんか?
「ITSMツールのメリットはなんとなく分かるし、現場が楽になるなら導入したい。でも、実際の効果が分からず、ツール導入の是非を決められない…」
いくら「良い」と理解できても、具体的な将来像が描けなければ、そこへ向けた計画をキックオフすることはできません。あれこれ考えるうちにいつもの日常業務が押し寄せてきて、ツールの導入検討そのものが後回しになってしまいます。そんな方は、第1章「ITSMツールの実際の効果はどのくらい?ServiceDesk Plusの事例を元に解説!」をご参照ください。
例えば「ITSMツールを導入すれば今の作業工数が1/2になる」と分かれば、そこへ向けたご自身の業務調整、周囲への説明もし易くなるのではないでしょうか。
>>「ITSMツールの実際の効果はどのくらい?ServiceDesk Plusの事例を元に解説!」を読む
2.稟議を通せない
こんなモヤモヤを持っていませんか?
「個人的には今年中にツールを導入して業務を改善したい。でも、どうすれば周囲や経営陣を説得して稟議を通せるのか分からない…」
実は「今の作業工数が1/2になります!」という主張は、稟議を通す上では十分な説得力を持ちません。なぜなら、もし「100億円払えば工数が1/2になります」という(採算が全くとれない)提案だったとすれば、会社としては「今のまま2倍の工数をかけて頑張りなさい」という結論しか出せないからです。
一方、「支出に見合う(あるいはそれ以上の)費用対効果(ROI: Return On Investment)を見込めます」と言った途端、経営者は首を縦に振るものです。このため、例え情報システム部門の所属であろうと、費用対効果への意識は必須です。
「そうは言っても、費用対効果の出し方なんて分からない」という方は、第2章「ITSMツールの費用対効果(ROI)はどう算出する?専用シートの活用方法を解説!」をご参照ください。ITSMツールを導入する際の費用対効果の算出方法や、専用シートの活用方法を丁寧に解説した動画もご案内しています。
>>「ITSMツールの費用対効果(ROI)はどう算出する?専用シートの活用方法を解説!」を読む
3.構築費用込みの見積もりが出せない
こんなモヤモヤを持っていませんか?
「会社の方針で今年中にツールを導入することに。早く選定を進めたいのに、構築費用まで考えると複雑すぎて価格の相場が分からない…」
ITSMツールの場合、用途や構築範囲に応じてかかる費用は千差万別です。ツールのライセンス費用だけならまだしも、多くの場合は細かい提案や実装作業を外部の業者へ委託するため、その分の費用も見積もらなくてはなりません。
早く選定を終えて導入作業を進めなければならないのに、基準となる相場や算出根拠が分からずに立ち往生しているという方は、第3章「ITSMツールの導入は構築費込みでいくら?ServiceDesk Plusを例に解説!」をご参照ください。ServiceDesk Plusが公開している実際の価格情報に基づき、順を追って見積もりの際の流れを解説します。
>>「ITSMツールの導入は構築費込みでいくら?ServiceDesk Plusを例に解説!」を読む
ITSMツール導入時の3つの壁を解消!「導入効果/ROI/構築費用」について具体的に解説 ※各章の詳細は以下よりご参照頂けます。 1章:ITSMツールの実際の効果はどのくらい?ServiceDesk Plusの事例を元に解説! |
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