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お久しぶりです!あっ・・・・!という間に前回の投稿から二か月くらい経ってしまいました。
永年無料でも使えるManageEngineの統合監視ソフトウェア「OpManager」技術担当のゆらです。

今回は、「Zabbix、OpManagerで監視する装置の追加方法」を模索する前に、監視に使用される基本的なプロトコルについてご説明しようと思います。

まず、OpManagerがメインで監視に使用しているプロトコルは以下のとおりです。
SNMP、WMI、CLI、VMware API

今回は、この4つに絞って説明していこうと思います!
(※Zabbixは、Zabbixエージェントを利用してWMI等を利用した監視を行うみたいです。
LinuxサーバーはデフォルトではWMIに対応していないので、Zabbixエージェントで対応できるのが嬉しいですね。)

目次:
[1]  TCP, UDPって?通信の信頼性?
[2] 取得してる値って違うの?プロトコルが違うだけじゃないの?


[1] TCP, UDPって?通信の信頼性?

各プロトコルは、TCPかUDPというプロトコルで通信を行います。
TCPとUDPの違いは以下のとおりです。
(詳細は、ぐーぐる先生で検索してみるとたくさん教えてくれるので割愛しますね)

〇TCPを利用するプロトコルは:
・応答確認等を行うので、通信の信頼性が高い。
すべてのデータがきちんと届くことを確認します。キャッチボールします。
きちんとボールが返ってこなかったら、「返ってきてないよー!?」と伝えて、再度投げてもらいます。

〇UDPを利用するプロトコルは:
・応答確認を行わないので、通信の信頼性が低い。
監視対象装置から応答がなくても、確認しません。投げっぱなしにしておいて放置。
・でも、処理は簡単で遅延が少なくなります。

今回挙げている「監視に使用しているプロトコル」では、SNMPはUDP。
他はTCPです。
ZabbixエージェントもTCPだそうです。

参考URL)
Zabbix Agent
https://www.zabbix.com/jp/zabbix_agent
SNMP / WMI / CLI / VIWebService / VIWMIの違いが知りたい
https://www.manageengine.jp/support/kb/OpManager/?p=10128

 

[2] 取得してる値って違うの?プロトコルが違うだけじゃないの?

まず、ゆら流の説明だと、

監視対象装置は、図書館
プロトコルは、図書館の本棚

です。

例として、監視対象装置がWindows 2008 R2サーバーだったとします。
Windows 2008 R2サーバー図書館には、SNMP本棚とWMI本棚があります。

監視ツール(OpManager、Zabbix等)は、SNMPで監視を行いたい場合、Windows 2008 R2サーバー図書館に行って、SNMP本棚に向かいます。
そこで、SNMP本棚にある「RFC1213-MIB」辞書や、「HOST-RESOURCES-MIB」辞書を見に行きます。

※一例です。

※Zabbixは、(監視対象装置がWindows OSの場合、)Zabbixエージェントを使用すればWMIにより値を取得できるようですので、「WMI」としてまとめさせていただきます。
参考URL) Windows特有のアイテムキー
https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/config/items/itemtypes/zabbix_agent/win_keys
※ピンク色の辞書は、SNMP本棚にあるものです。
※各図書館によって、持っている本棚、持っている辞書が違います。
例) Windows 2008 R2サーバーではSNMP本棚に「HOST-RESOURCES-MIB」辞書を持っていますが、
VMware ESXiは持っていません。

そこで、各辞書にはページ番号があって、
HOST-RESOURCES-MIBの仕様として、このページ番号にはこの情報が書いてあるよ、と定義されています。辞書の目次みたいな感じですかね。
その定義に沿って、OpManager等監視ツールは「ページ番号」に記載されている値を取りに行くのです。

※この画像の場合、「CPU使用率」の値を見に行っています。
例としては、SNMP本棚にある「HOST-RESOURCES-MIB」辞書(ページ番号「.1.3.6.1.2.1.25.3.3.1.2」)
WMI本棚にある「WMI」辞書(ページ番号「Win32_Processor」)を見に行っています。

見ている辞書もページ番号も違うので、取得する値も多少異なる可能性があります。
そこは、ベンダーが、どこの値を、どのページに入れるかを決めています。

※なお、各図書館の各辞書によっては、本はあってもそのページ番号に中身がない、なんてこともあります。
例) CentOS 6図書館の「HOST-RESOURCES-MIB」辞書には上記ページ番号「.1.3.6.1.2.1.25.3.3.1.2」はありません。
その代わり、Linuxが用意している「UCD-SNMP-MIB」辞書のページ番号「.1.3.6.1.4.1.2021.11.9.0」を見に行かないといけない場合もあります。

あ、そういえば。
SNMP本棚は、各図書館(サーバー)を建てた後に設置することが多いです。
設置(インストール)方法は以下のユーザーガイドをご参考ください。

Windows への SNMPエージェントのインストール
http://help.opmanager.jp/install_snmp_windows

Linux への SNMPエージェントのインストール
http://help.opmanager.jp/install_snmp_linux

 

・・・と、こんな感じになりました、ゆら流の説明でした。どうでしたでしょうか。
分かりにくかったらすみません。てへ。

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ZabbixとOpManagerから学ぶ!統合監視の世界【連載】

はじめに
構築編
01.Zabbixをインストールするまでの流れ
02.OpManagerをインストールするまでの流れ
03. 監視ソフトをインストールしたサーバー自身を監視する方法
ちょっと余談01. SNMP, WMI, CLIの違いについて <<イマココ
04.Zabbixで監視する装置を登録する方法
05.OpManagerで監視する装置を登録する方法
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関連リンク

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