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サーバー・ネットワーク統合監視ツール OpManager v12 日本語版は
現時点でまだリリースされてはいませんが、本ブログでは一足早くv12日本語版について紹介いたします。
・5製品の統合
OpManager v12では、次の5製品が統合される予定です。
サーバー・ネットワーク統合監視ソフト OpManager
ネットワーク機器コンフィグ管理ソフト DeviceExpert
NetFlow・sFlow対応 フローコレクタ NetFlow Analyzer
ファイアウォール・プロキシ ログ管理ソフト Firewall Analyzer
ネットワーク障害解析支援ソフト OpUtils
OpUtilsは米国サポート製品となっているため、
日本語版として販売している製品で考えると、統合される製品数は4製品となります。
画面上では下図のようにそれぞれの製品に対応するモジュールが
上部のメニューとして表示されるようになります。
補足ですが、画面上の表示と製品の対応は次のようになっています。
「概要」:全製品
「ネットワーク」「サーバ」「仮想化」:OpManager
「NFA」:NetFlow Analyzer
「NCM」:DeviceExpert
「FWA」:Firewall Analyzer
・さらに新しいGUI
OpManager 11.3-11.6には新旧2つのUIがありましたが、v12では新UIを発展させた新しいGUIとなります。
下図はスナップショット画面です。
画面右上のアイコンから、グラフ、監視項目、アラーム、通知設定などを確認できます。
・プラグインからオプションへ
OpManagerには次のようなプラグインがあります。
NCMプラグイン (単体製品:DeviceExpert)
APMプラグイン (単体製品:Applications Manager)
NetFlowプラグイン (単体製品:NetFlow Analyzer)
NCMプラグインとAPMプラグインは日本語に対応していましたが、
NetFlowプラグインは英語でのご提供でした。
v12では、「NCMプラグイン」「NetFlowプラグイン」については追加でモジュールをインストールをしなくても、
ライセンスを有効化することにより利用可能になるオプションになる予定です。
なお、APMプラグインについてはv12でも引き続きプラグインでの提供となる予定です。
・一括設定機能
OpManager 11.3から11.6では新旧2つのUIを利用可能でした。
新UIでは旧UIで利用できる一部の機能に対応していませんでしたが、
v12では「一括設定」と「MIBブラウザ」が利用可能になる予定です。
・MIBブラウザ
MIBブラウザでは、各装置に対して、SNMPの応答を確認できます。
・WMIクエリツール
追加機能として、WMIクエリツールも利用できるようになります。
各装置に対して、WMIの応答を確認できます。
・ビジネスビューでフローデータを表示
v12のビジネスビューではNetFlow Analyzerで取得したデータをビジネスビューのリンクとして表示できるようになります。
下図は設定をするときの画面です。
また、設定したリンクからNetFlow Analyzer関連のスナップショット画面に移動できます。
最後に注意点についても紹介します。
・UIの切り替えはできない
OpManager 11.3-11.6では新旧2つのUIがあり、UIの切り替えが可能でしたが、
v12ではv12用の新UIのみが利用可能で、 UIの切り替えはできなくなります。
日本語版がリリースされましたら、ぜひご利用をご検討ください。
OpManagerのダウンロードページ
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/download.html
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