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現在、Euro 2016では、強豪国同士の熱い闘いが繰り広げられています。今回の開催国はフランス! フランスと言えば、1998年のFIFAワールドカップで日本代表が始めてW杯に出場した思い出のある地でもあります。初戦のアルゼンチン戦では、0-1と敗れはしましたが、「これってもしかしたら勝てるんじゃね?」 と一人テレビの前で興奮していました!
話は代わって、今回はActive Directoryの管理ツールであるADManager Plusを使って、Euro2016の開催国であるフランス代表選手のインポートしてみたを紹介したいと思います。
1.まず、管理者アカウントでADMPへログオン後、OUを作成します
FIFA -> UEFA -> FRA(FIFA Codeとしています)の順に作成します。
2.次にフランス代表監督のアカウントを作成し、アカウント作成権限を委任します。
監督はもちろんこの方 Didier Deschamps(ディディエ・デシャン)監督です。
3.監督には選手作成用にオペレーター権限を付与(委任)します。ここでは、OUを選択していますが、OU FRAのみ選手を追加したり削除したり変更したりする権限を与えており、フランス代表の全権を握っています。
ADManager Plusでは、Active DirectoryとADManager Plus間の操作をAdministrators権限のユーザーを予め登録しています。オペレーターを作成する際に、”管理者として振る舞う”のチェックを入れることでデシャン監督には、Active Directoryのユーザー権限をDomain Usersのままの状態で、代わりにADMPに登録したAdministrators権限を持つアカウントがユーザーを作成します。
4.インポート用の選手リストを作成します。 今回は、次の属性を使用しています。
属性名 | 解説 |
givenName | 名前を入れています |
sn | 姓を入れています |
description | 日本語での読み方をとりあえず入れています |
title | 背番号にふさわしい属性が見当たりませんでしたが、無理やり背番号をtitleとします |
department | これは部署になりますが、今回はポジションですね |
company | 所属企業でしょうか。現在個人が所属しているクラブを入れています |
manager | 上司の属性となりますので、監督を選択しています |
c | 国別コード(2桁)です |
作成した選手一覧(リスト)です。 文字コードはUTF-8で保存します。
5.選手を登録(インポート)するために、監督がADMPへログオンします。
権限を委任したアカウントの画面は、委任された機能のみが表示されます。
6.いよいよ作成済みの選手リスト(CSV)より代表メンバーである23選手を登録(インポート)します。 ここからは監督の手腕(作業)に委ねられます。
まずは、監督が選んだ選手リスト(csv)を選択し、[OK]をクリックします。
[OK]をクリック後、選手リスト(CSV)の検証が自動的に行われます。間違っていなければ、[次へ>>]をクリックします。
コンテナー(OU)を選択し[ユーザー作成]をクリックします。 デシャン監督は、FRA OUのみ委任されていますので、その他のコンテナー(OU)は表示されません。
無事に、メンバー23名がフランス代表として登録されました。
ハリルホジッチ、エリック モンバエルツ監督の母国 フランス代表(Les bleus)には、ホームの利を活かして活躍することを願っています。
次回、ブログを書く機会をいただければ、リオオリンピックで選ばれた手倉森ジャパン編をやってみたいと思います。
このブログで使用した製品:Active Directory ID管理ソフト ADManager Plus
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