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こんにちは、ManageEngineライターの園部です。

クラウドは、今や企業にとっても、個人にとっても当たり前の存在となりました。IT部門でも、物理的な資産を必要としないクラウドサービスを活用する動きが広がっています。物理環境とクラウド環境を両方使用している企業も多いことでしょう。

物理環境とクラウド環境の両方を使用していることを、「ハイブリッドクラウド」と呼びます。 本記事では、「ハイブリッドクラウド」の詳細と、クラウド環境とオンプレミス環境それぞれのメリットについて詳しく解説します。

最後には、オンプレ環境とクラウド環境が混じったハイブリッドクラウド環境を効率良く管理する方法についても紹介しています。ぜひ最後までご覧ください!

ハイブリッドクラウドとは?

英語で「ハイブリッド(hybrid)」とは、日本語にすると「雑種」「あいのこ」というような意味があります。

クラウドのハイブリッドとは、

  • パブリッククラウドとプライベートクラウドを両方使用している
  • クラウド環境とオンプレミス環境を両方使用している

などの場合が当てはまります。

ハイブリッドクラウドとは、パブリッククラウド・プライベートクラウド・オンプレミスそれぞれの「いいとこ取り」ができるネットワーク構成であると言えます。

パブリッククラウド・プライベートクラウド・オンプレミスそれぞれの特長やメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

表1 クラウド・オンプレミス比較表

ハイブリッドクラウドのメリット

ハイブリッドクラウドは、表1にあるようなクラウド・オンプレミスのそれぞれの良い特長を上手く組み合わせてネットワークを構築できることが最大の特徴です。

環境をハイブリッドクラウドにすることにより得られるメリットはどのような組み合わせ方にするかにより異なりますが、大抵の環境で共通するメリットを以下に挙げます。

コストが低く抑えられる

パブリッククラウドを織り交ぜることによるメリットです。表1の通り、オンプレミスや自社で用意するプライベートクラウドの場合は、コストが高くなりがちです。一方のパブリッククラウドは、少額から開始でき、任意のタイミングだけ使用したり利用を停止することが可能です。

任意のタイミングだけ多くのリソースが必要な場合、自社で用意する環境を使用する場合は、利用する最大のリソース量を見越して環境を用意しますが、パブリッククラウドの場合は「そのとき必要な分だけ」という利用方法が可能です。

図1 オンプレミスとパブリッククラウドのコスト比較

セキュリティ

こちらは、プライベートクラウドやオンプレミスを織り交ぜることにより得られるメリットです。

パブリッククラウドに全ネットワークの移行を考える場合、ビジネスによっては、個人情報やその他重要な情報資産もパブリッククラウドに配置することになります。
ビジネスのルール上これが許可されない場合、パブリッククラウドへの移行は断念せざるを得ません。

しかし、ハイブリッドクラウドの場合は、一部をプライベートクラウドまたはオンプレミス、一部をパブリッククラウドに配置して1つのシステムを構築することが可能です。
これにより、従来ではパブリッククラウドを利用できなかった場合も、プライベートクラウドやオンプレミスを織り交ぜることにより、利用可能になります。

ハイブリッドクラウドのデメリット

一方、ハイブリッドクラウドにもデメリットはあります。

前述の通り、パブリッククラウドとプライベートクラウド、クラウドとオンプレミスなど、2つのものを組み合わせたものがパブリッククラウドです。2つのものを同時に管理する場合、管理の手間が増えたり、状況の把握が大変になってしまったりする可能性があります。

管理が複雑化

別々のものを2つ組み合わせたネットワーク構成は、単一環境内の環境よりは複雑になりやすいと言えます。

2つの環境をそれぞれ個別に管理すると、運用面で手間が増えてしまう可能性があります。手間を増やさずに管理・運用する場合は、管理する仕組みや運用プロセスを工夫する必要があります。

ハイブリッドクラウドを簡単に管理する方法とは?

では、ハイブリッドクラウドのデメリットを改善して、管理や運用の手間を省くには、どのようなことに気をつけるべきでしょうか。

ハイブリッドクラウド環境の管理のために気をつけるべき点は以下の通りです。

リソースの管理コンソールが1つであること

管理コンソールがパブリッククラウドとプライベートクラウド・オンプレミスの間で別れている場合、ネットワーク管理者は、前者を管理するための専用のツールと、後者を管理するためのツールを使い分けなければなりません。

ツールの使い分けによるネットワーク管理者の負担を減らすためには、すべての環境を1つのツールで管理できるようにする必要があります。管理者が1つのコンソールから、自社で保有する環境を、物理・クラウドに関係なく一元的に管理できることが望ましいと言えます。

どこからでもアクセスが可能な管理ツールを導入すること

クラウドサービスの利点は、インターネットが利用可能な状況であればどこからでもサービスにアクセスできることです。ネットワーク管理者側がクラウド利用により受ける恩恵をなくさないために、ネットワークを管理する体制は、クラウドリソースと同じく、どこからでもアクセス可能である、アクセス性に優れた管理環境である必要があります。

これらの詳しい解説と、ハイブリッドクラウドをより簡単に管理するための方法については、下記eBookで詳しく解説しています(ダウンロード無料)。是非ダウンロードしてご覧ください。

終わりに

ハイブリッドクラウドについてと、ハイブリッドクラウドの管理を簡単にする方法についてご紹介しました。

“物理環境とクラウド環境それぞれの特長を活かしたネットワーク運用管理”という点に着目し、クラウド時代のネットワーク管理で押さえておくべきポイントと、クラウド・物理がシームレスな管理を実現するための具体的な方法を1冊にまとめたeBookが無料でダウンロード可能です。

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