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企業のネットワークはビジネスの屋台骨です。
ネットワークが途切れるたびに多くの業務も止まってしまうでしょう。
残業が増えることで余計な人件費がかかるほか、成長のスピードや顧客からの信頼を失うことにも繋がりかねません。
そこで必要なのが、ネットワークの安定性を保つためのネットワーク管理ツールです。
この記事では、中小企業向けネットワーク管理ツールとして、売上実績国内No.1※のOpManagerが選ばれる理由を5つ、ご紹介します。
また記事の後半では、担当者だから分かるOpManagerの弱点まで取り上げました。
メリットとデメリットを踏まえ、よりよい監視ツール選びのご参考となれば幸いです。
※出典:ミックITレポート2019年4月号「中規模・小規模向けサーバーネットワーク統合監視ソフトウェア市場動向」
OpManagerが選ばれる5つの理由
この章では、OpManagerが多くの企業に選ばれる主な要因を5つ、ご紹介します。
ネットワーク管理に必須の機能がそろう
これひとつで、企業のネットワーク管理に必要な機能がひととおりそろいます。
たとえば、ネットワーク監視。
ネットワーク内の装置やインターフェースに問題が発生したとき、すぐに検知する、ネットワーク管理の基本ともいえる業務です。
OpManagerは装置の状態を常に監視し、問題が発生した場合はメールなどで管理者に通知する機能があります。
また、詳しい情報を下の図のような画面で確認できるので、「実際にいつ、どんな問題が起こったのか?」を誰でも把握できます。
また監視だけでなく、管理業務を自動化するような機能も備えています。
下の画像は、「ワークフロー」という機能を使って、自動的にシステムの負荷分散するように設定した例です。
OpManagerはネットワーク管理の基本となる監視から、応用的なタスク自動化までをカバーし、幅広い情シスの皆様に選ばれています。
より詳細な機能は以下のページでご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
ネットワークの障害切り分けを迅速化する OpManager – 機能一覧
要件に合わせたオプション機能
OpManagerは標準機能でも基本業務を行える豊富な機能を揃えていますが、さらなる要件に対応するためのオプション機能も多様です。
この章で紹介するオプションは、それぞれ単体の製品としても販売できるほどの機能を備えています(実際に、OpManagerとは別の製品として単体で購入できるものもあります)。
必要な分だけオプションを追加することで、コストを抑えながらより安定したネットワーク管理を実現できます。
ご興味がありましたら、それぞれのURLリンクより詳細な説明をご覧ください。
スイッチポートマッパー
ネットワーク機器のスイッチポートの状態を監視し、接続されている装置のMACアドレス、IPアドレス、DNS名のような詳細情報を見ることが出来ます。
「装置が適切なポートに接続されているか」や「不適切なポートの使用の有無の検知」などに活用いただけます。
※OpManagerのオプション機能としてのみ提供しております。
IPアドレス管理
ネットワーク内のIPアドレスが正しく管理できるようにするための機能です。
「意図しないIPアドレスの不正利用の検知」や「DNSの名前解決の確認」などに活用いただけます。
※OpManagerのオプション機能としてのみ提供しております。
NetFlow Analyzer(NetFlow・sFlow対応 フローコレクター)
通信の詳細な情報を分析し、「いつ・誰が・どんな通信を・どれだけ行ったか」を可視化します。
「帯域利用状況の可視化」、「ネットワーク障害の事前検知」、「帯域圧迫の原因究明」といった用途で、国内5,000以上※のダウンロードをいただいた人気のツールです。
※無料版含むユニーク数
Firewall Analyzer(ファイアウォール・UTM・プロキシ ログ管理)
ファイアウォール等のトラフィックログを解析機能と、ファイアウォール・ルール管理機能を備えたマルチベンダー・ファイアウォール管理ツールです。
ファイアウォール・UTM・プロキシのログ情報を読み取り、「いつ・誰が・どんな通信を・どれだけ行ったか」、「不正な通信やVPNログイン」などを把握できなす。
またルール管理機能では、ファイアウォールのルール不備を指摘や、最適なルールの提案が可能です。
ポリシー変更の際の、設定ミスのリスクを減らすことができます。
セキュリティ向上からネットワーク可視化までのニーズに対応し、官公庁を含む様々な業界から、お問い合わせをいただいております。
Network Configuration Manager(ネットワーク機器コンフィグ管理)
マルチベンダーのネットワーク機器コンフィグを一括管理するツールです。
自動でコンフィグのバックアップを取得し、コンフィグ管理の自動化と容易な世代管理を実現します。
また「機器の一括パスワード変更」や「ファームウェアアップグレード」のコマンド実行を自動化する機能もあります。
特に多数のネットワーク機器を保有する大規模企業やSIer企業に、選ばれることが多いツールです。
Applications Manager(アプリケーションパフォーマンス監視)
ユーザー視点の応答時間の可視化、さらには処理の遅いプログラムやクエリの特定まで可能なアプリケーション・サーバー監視ツールです。
アプリケーション層までの監視により、システムの障害に対応する工数を削減します。
「エラーログを確認する時間を減らしたい」、「システムのボトルネックを迅速に特定したい」といったニーズにこたえ、好評をいただいております。
※APMプラグインオプションの購入が必要です。
さらには、オプション機能がコミコミのオールインワン・ツール「OpManager Plus」もあります。
OpManager Plus(ネットワーク管理のオールインワン・ツール)
OpManagerにオプション機能をふんだんに盛り込み、低価格で提供するネットワーク管理ツールです。
5製品分の機能を備えながら、年間52万円~という低価格でご利用いただけます。
※この記事で紹介したオプションのうち、Applications Manager(APMプラグイン)はOpManager Plusに含まれておりません。
インストールや初期設定が簡単
3つ目の理由は、簡単にインストールや初期設定ができることです。
インストール方法は指示画面(インストールウィザード)に従うだけ。
【参考】簡単にはじめるサーバー・ネットワーク監視スタートアップガイド
また装置の登録と同時に、自動で監視設定を行う装置テンプレート機能により、最短10分で監視が始められます。
他のネットワーク管理ツールと比べても、専門的な知識が不要で始めやすいと多くの企業に選ばれています。
装置テンプレートの詳細を見る
開発会社だからできる充実したサポート
OpManagerのお客様には、製品サポートサービスをご利用いただけます※。
開発会社だからできる充実したサポートで、製品の活用方法や設定方法をご案内します。
当社製品のユーザー様へのアンケートで、サポートサービスのGood率は94.6%(2021年実績)と、多くの企業にご満足いただいております。
※保守サポートライセンスの契約が必要です。
導入しやすい安さ
OpManagerは年間23.4万円~という低価格で導入可能です。
豊富な機能を低価格で提供しているとあって、製品を選定するうえで価格が重要な基準となる官公庁の導入実績が豊富です。
OpManagerの3つの弱点
ここまでOpManagerのメリットをご紹介しましたが、残念ながらOpManagerより他のツールが適している場合もあります。
そこで、製品担当だからわかるOpManagerの弱点を3点お伝えします。
メリットとデメリットも含め、ぜひOpManagerをより理解するための参考としてください。
最新システムの監視には不足している部分も
OpManagerはSNMPやWMIといった技術を利用して、装置の情報を収集します。
どちらも、長く使われてきた安定性の高い監視技術ですが、最新のシステムの監視には最適ではないケースもあります。
たとえば、仮想化技術のコンテナの管理ツール「Kubernetes」や、AWSサービスのひとつ「Lambda」の監視機能は、OpManagerにはありません。
これらの監視データが必須のシステムの場合、OpManagerよりも他のツールの方が適してるかもしれません。
ただし、Applications Manager(APMプラグイン)ではこれらの監視も可能です。
ネットワーク機器の監視はOpManagerの標準機能で行い、Applications Managerオプションの機能でKubernetesやAWSを監視する、という方法も有効です。
パッケージ製品である
OpManagerは、サーバーにインストールして利用するパッケージソフトウェアとして提供しています。
そのため、インストール用のサーバーを用意できない企業や、クラウド型の監視ツール(SaaS)がいいという場合には、他の製品を利用することをおすすめします。
反対に、セキュリティ上の理由からインターネットに繋げない環境を監視したい、という場合は、SaaSよりもOpManagerのようなパッケージソフトウェアの方が適しています。
当社ではSaaS型のネットワーク・サーバー監視ツール「Site24x7」も提供しておりますので、要件にあったツールをご検討ください。
ライセンス費用が必要
OpManagerは低価格で利用できるツールですが、それでもある程度のライセンス費用が必要です。
ZabbixやNagiosなど、無料で利用できるオープンソースの監視ツール(OSS)もありますので、これらの無料ツールで十分という場合もあるかもしれません。
オープンソースの監視ツールは開発会社によるサポートがなく(有料サービスとして別に提供されることが多いです)、インストールや初期設定の難易度が高いケースが多いです。
ただITの豊富な知識があり、サポート不要で使いこなせるのであれば、十分にネットワーク管理ができるでしょう。
サポートや簡単な設定機能などの代わりに、コストを抑えたいという企業には、OpManagerは最適ではないかもしれません。
まとめ
OpManagerは多くのお客様にご好評をいただいておりますが、それでもメリットとデメリットがあります。
この記事の情報を、最適なネットワーク管理ツールの選定に役立てていただけますと幸いです。
OpManagerの関連資料
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