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ご存知の方も多いと思いますが、ManageEngineの製品は、南インドの東側、タミル・ナードゥ州のチェンナイというところで開発されています。ゾーホージャパンは英語版の製品を日本語化し、日本のお客様に販売する、Zoho Corporationの日本法人です。

先日、チェンナイオフィスへ出張してきましたので、その様子を少しばかりご紹介いたします。

reception

写真:Zoho Corporationの受付です

インドというと、停電が多く、渋滞がひどく、牛が横行していて、水やなれないスパイスでお腹をこわす..という日本人には少々過酷なイメージがあると思います。

  • 電力不足:たしかに滞在中、停電がありましたが、ごく短い時間で復旧しました。
  • 交通事情:イメージ通り、牛にはどんな道にもフリーパスが与えられていました。車は渋滞しすぎてスピードが出ないため、交通事故がおきても大事故にはならない、というポジティブな側面もあるようです!
  • 腹痛:オフィスの食堂は、それほどスパイスが強烈ではなく、水はペットボトルの水を飲むようにしていたので問題ありませんでした。筆者は水道水でうがいをしてもお腹をこわしませんでした。
Zoho corporationの社員食堂

写真:標準的なベジタリアンランチ

まとめると、それほど過酷な環境ではなかった、と言えます。(ただしこれは筆者の主観です。同行したマネージャーの部屋には、連日蚊やガマガエルが出没し、安眠を脅かしていたようです)

auto-rickshaw

写真:通勤手段はオートリキシャです

インドにはたくさんの言語が存在しますが、チェンナイでは「タミル語」という言葉が話されています。
インド人であっても、他の地域の出身者はタミル語を話しませんので、Zoho Corporationの社内では「英語」が公用語です。しかし、英語だからと言って安心してはいけません。

インド英語のアクセントは日本人にとって聞きとりづらく、みんな早口です。
インド人同士が話す英語なんて、私にとってはほぼタミル語と同じ。

そんな筆者の語学力を見越して、出発前に、訪印経験のある同僚が「パシッキドゥ(お腹がすいた)」という、かなり実用的なタミル語を教えてくれました。
ですがインド人の同僚たちは親切で、お腹が減る前にご飯の時間だと声をかけてくれるため、飢えることなく滞在期間を過ごしました。

Dosa

写真:代表的な南インド料理のドーサ

営業担当の話では、ワールドワイドでは、製品に興味をもってくださったお客様には、ウェブセミナーオンラインデモで製品を紹介するのが一般的であるとのことでした。
日本のManageEngineでも、過去にウェブセミナーの開催を試みたことがありますが、日本では就業時間中に動画を視聴する文化があまり根づいていないため、定期開催にはいたりませんでした。
海外のトレンドが数年後日本にやってくることは考えられますので、近い将来、日本でもウェブセミナーが主流になっているかも知れませんね。

チェンナイITパーク

写真:庭の美しく整えられたITパークの中にZoho corporationのオフィスがあります

チェンナイITパーク内の風景

写真:きれいなITパーク内に野良犬がいるのはご愛敬..

このようにワールドワイドの動向について情報交換をする中で、とある営業マネージャーの言葉が胸に響きました。

I want only happy customers.

これはまさにゾーホージャパンの目指すところであり、「人の役に立ち、人と喜びを分かちあう」という、当社の企業理念にもつながってきます。ゾーホーグループの一員として、ゾーホージャパンはひとりでも多くのhappy customerを増やしたい、と願う次第です。

ゾーホージャパン株式会社
ManageEngine & WebNMS事業部
大澤 英里


Tags : インド / 出張

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