Pass-the-hash

【JPCERT/CC提唱 】複数の端末にアクセスしたアカウントを監査

Reading Time: 1 minutes  Active Directory環境では、多くの場合ローカル管理者アカウントではなく、ドメイン管理者アカウントを使用されるのではないかと思います。ドメイン管理者アカウントは、ドメイン内の全ての端末にアクセスでき、リソースを参照することができる便利なアカウントであるため、つい多用されがちです。しかし、一方で攻撃者側からすれば、管理者アカウントの情報を窃取することでドメイン内のリソースに自由にアクセスできてしまうため、恰好の的といえるでしょう。そこで、本投稿を読んでくださっている皆さまに質問です。 「管理者アカウントを使用する端末は、きちんと管理されていますか?」 管理者アカウントを複数の端末に対して使用するほど、例えばPass-the-Hash攻撃などで、キャッシュされたパスワード情報が盗まれた際、管理者アカウントの情報が窃取されるリスクが高まります。そのため、管理者アカウントは限定した端末のみに対して使用することが大切です。... >>続きを読む

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Pass the Hash攻撃とは?-Active Directory環境に対する攻撃を検知-

Reading Time: 1 minutesActive Directory環境下のコンピューターが、ドメイン認証によりログオンを行う場合、通常はドメインコントローラーと通信を行い認証する必要があります。しかし、例えば外出時など、ドメインコントローラーと通信ができない場合でも、ドメインアカウントでPCへログオンできるように、実はハッシュ化されたパスワード情報が、コンピューター内にキャッシュされています。 過去にそのコンピューターに対して、ソフトウェアのインストールやメンテナンスなどの様々な理由により、高権限を持つドメインのアカウントによって一度でもログオンを行ったことがある場合は、マルウェアやハッキングなどの不正アクセスにより、高権限のパスワード情報が簡単に盗まれてしまう可能性があります。 ここで、以下のような疑問を持つ方もいるかもしれません。 「でも、パスワードがハッシュ化されているのならば、仮に盗まれたとしても問題ないのでは?」... >>続きを読む

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