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【JPCERT/CC提唱】 管理専用端末を用いたセキュアな運用(後編)

Reading Time: 1 minutes本投稿の前編では、JPCERT/CCが発行している資料をもとに管理専用端末の必要性についてご説明しました。後編では、弊社製品を使用した場合におけるソリューションについてご紹介します。 Password Manger ProとADAudit Plusを併用した対策... >>続きを読む

ADAudit Plus , Password Manager Pro 1 min read

【JPCERT/CC提唱】 管理専用端末を用いたセキュアな運用(前編)

Reading Time: 1 minutesドメイン参加しているコンピューターがドメイン認証を使用してログオンする場合、まずはドメインコントローラーと通信を行い、認証をおこなう必要があります。しかし、外出先などでドメインコントローラーにアクセスできない環境の場合でも、一時的にドメインユーザーを使用して端末にログオンすることができるように、Windowsではログオン資格情報をキャッシュして保持しています。ログオンのキャッシュ機能が有効になっている場合、ログオンに成功したときの資格情報が、デフォルトで10個までキャッシュされます。そして10個を超えた場合、古いものから削除され、常に最新10個の情報が有効となります。 この機能があることにより、ドメインコントローラーと通信ができない環境でも、ドメインユーザーを使用したログオンが可能となります。それは、利用者にとっては便利な機能となりますが、場合によっては危険を伴う可能性があります。例えば、ドメイン参加している端末に不正侵入されてしまった際に、キャッシュ情報から、管理者アカウントの情報まで盗まれてしまうというリスクが考えられます。 そこで、JPCERT/CCでは、管理者アカウントを使用してドメインコントローラーに接続し、管理を行う端末を「管理専用端末」として限定して運用する方法を推奨しています。以下では、JPCERT/CCが提供している資料をもとに管理専用端末設置の必要性についてご説明します。 管理者専用端末設置の必要性 管理者アカウントの認証情報が保持されている端末はサイバー攻撃の対象となりやすいため、管理者専用端末を用意し、管理者アカウントを使用したドメインコントローラーやサーバーの管理を、専用端末に限定する方法が推奨されています。さらに、ファイアウォールやルータなどを使用して、管理専用端末の通信先を制限することで、サイバー攻撃のリスクをより軽減することが可能です。以下の図は、Microsoft社が推奨しているセグメント化の例となります。... >>続きを読む

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