Reading Time: 1 minutesActive Directory環境下のコンピューターが、ドメイン認証によりログオンを行う場合、通常はドメインコントローラーと通信を行い認証する必要があります。しかし、例えば外出時など、ドメインコントローラーと通信ができない場合でも、ドメインアカウントでPCへログオンできるように、実はハッシュ化されたパスワード情報が、コンピューター内にキャッシュされています。 過去にそのコンピューターに対して、ソフトウェアのインストールやメンテナンスなどの様々な理由により、高権限を持つドメインのアカウントによって一度でもログオンを行ったことがある場合は、マルウェアやハッキングなどの不正アクセスにより、高権限のパスワード情報が簡単に盗まれてしまう可能性があります。 ここで、以下のような疑問を持つ方もいるかもしれません。 「でも、パスワードがハッシュ化されているのならば、仮に盗まれたとしても問題ないのでは?」... >>続きを読む