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セキュリティ対策として必須ともいえるパッチ管理ですが、IT管理者の立場から見ると、インベントリ作成や優先順位の付け方、パッチ適用とその後のモニタリングなど、なかなか手間のかかる作業です。これらを解決できる方法の一つが「パッチ管理の自動化」ですが、自動化も含めてぜひ実践しておきたいプラクティスをまとめたのが、「セキュリティの抜け漏れを防ぐ パッチ管理の12の秘訣」です。「確実なパッチ管理を知りたい」「パッチ管理をもっと強化したい」とお考えのIT管理者の方は、ぜひ参考になさってください。
✓ やはり自動化ツールの導入が確実である
✓ ツール導入以外にもパッチ管理を強化できる方法がある
パッチ管理の何が大変なのか?
パッチ管理の重要性と、その大変さの両方がよくわかるデータがあります。警察庁発表の「令和4年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」では、ランサムウェア被害にあった企業・団体等において、侵入経路とされる機器のセキュリティパッチの適用状況は、「未適用のセキュリティパッチがあった」が55%にのぼっています。
この55%の中には、もしパッチを適用していたなら侵入を防げたケースも考えられますが、そう簡単ではないのが昨今のパッチ管理です。
次のような課題を抱えている企業・IT管理者は少なくないのではないでしょうか。
- 社内にはWindowsだけでなく、Mac端末を使うユーザーも多く、OSが混在している。
- 重要なパッチから配布したいが、どのパッチが重要なのかわからない。
- 端末の数が増えており、どの端末にどのパッチが適用されているか管理できていない。
- パッチのインストールを促したいが、仕事中のユーザーの生産性を下げてしまう。
- その結果、パッチ適用がユーザー任せになっている。
パッチ管理の理想的な自動化ツールとは?
このようなパッチ管理の課題を解決できる手段の一つが自動化ツールの導入です。情報セキュリティに関する研究を行っているNIST(National Institute of Standards and Technology:米国国立標準技術研究所)では、「パッチ管理を適切に行うためには、ツールの活用が効果的」とガイドラインに記載しており、手作業によるパッチ管理の限界は多くの組織・IT管理者も認識しています。
一方で、パッチ管理ツールは様々な製品がリリースされており、それぞれに特徴がありますが、パッチ管理の課題から考えると、次のような機能が必要といえます。
パッチ管理の自動化に欲しい機能
① Windows、Mac、Linuxなど複数のOSに対応
取りこぼしのないパッチ管理が可能です。
② 脆弱性情報を自動で確認・収集
脆弱性情報の収集は手作業だとかなり時間を要し、自動化することで見落としも防げます。
③ パッチの配布状況・適用状況の見える化
手作業の場合はユーザーからの聞き取りなども必要ですが、可視化ができるとモニタリングが容易になります。
④ パッチ配布のスケジュール・自動配布
特定のエンドポイントにスケジュール機能でパッチを自動配布することで、ユーザー任せのパッチ管理から脱却できます。
⑤ パッチ配布前のテストと承認ワークフローを設定
パッチによる生産性の低下を招かないように事前にテストできます。
このような機能を満たしているパッチ管理自動化ツールがPatch Manager Plusです。
ツール導入以外にもまだある、パッチ管理のベストプラクティス
「セキュリティの抜け漏れを防ぐ パッチ管理の12の秘訣」では、パッチ管理の自動化ツールの導入以外にも、ぜひ実施したいプラクティスをご紹介しております。
その一部をご紹介すると、
◆ビジネスに悪影響を与えないパッチ配信の方法
◆ユーザーの仕事をなるべく中断させないパッチ管理の在り方
など、パッチ管理の「秘訣・コツ」を解説しております。
また、テレワークの頻度が減った一方で、出張などが以前のように増えており、「リモート端末のパッチ管理のためのベストプラクティス」も、具体的にご紹介しております。
■ 参考:テレワークとパッチ管理
~安全で快適なテレワークを維持するためのパッチ管理とは~
「セキュリティの抜け漏れを防ぐ パッチ管理の12の秘訣」では、一般的なパッチ管理の自動化ツールを想定し、自動化ツールの導入以外に講じるべき様々なプラクティスをご紹介しております。組織のパッチ管理を強化する際の参考として、あるいは自社のパッチ管理に抜け漏れがないかを確認するための資料としても、ぜひご活用ください。
パッチ管理自動化ツール Patch Manager Plus
Patch Manager Plusは、e-book 内で解説している重要なプラクティスを、自動化・効率化できる豊富な機能を搭載しております。
≫パッチ管理を効率化・確実化できる豊富な機能
・Adobeなど850種類を超えるサードパーティ製品のパッチ管理も可能
・パッチ管理レポート作成
・クラウド/オンプレミスの選択が可能
・WSUSやIT資産管理ツールとの併用など
■豊富な料金プラン・充実のオプションを用意。
≫年間14.2万円から導入可能(クラウド版・サポート付)
≫パッチ管理とは?その重要性と必要な管理プロセスを解説
パッチ管理が重要な理由とパッチ管理プロセスをわかりやすく解説
≫パッチ適用の自動化で効率的にセキュリティ対策を行う方法
Patch Manager Plusのパッチ管理の仕組みを知りたいなら
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