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■Webセミナー概要
記憶に新しい大阪急性期・総合医療センターのサイバー攻撃被害。給食業者のサーバーからランサムウェアが侵入したとみられており、影響が長期化しています。セキュリティ対策には「最新のOS・アプリケーションの利用」が必須ですが、テレワークが広がる今、どのようにエンドポイントの更新プログラム管理を行えばよいか迷っている情報システムご担当者も多いと思います。
そこで今回のウェビナーでは「Windows更新プログラム管理」における困りごとを、ManageEngineのパッチ管理ツール「Patch Manager Plus」でどのように解決できるのかをご紹介しました。参加者の皆様からいただいたご質問とその回答も一部抜粋してご報告いたします。
1.情報セキュリティの現状
まずは情報セキュリティへの脅威がどれだけ高まっているのかを、あらためて知ることからウェビナーはスタートしました。数ある脅威の中でもっとも危惧されているのが「ランサムウェアによる被害」です。
すでにご存じの方も多いでしょうが、ランサムウェアに感染するとコンピュータのデータが暗号化されてしまい、身代金を払えばデータを復号するという脅しをかけてくるやり方です。最近では身代金の要求に加えて、身代金を支払わない場合はデータを公開するという二重脅迫型の攻撃が増えています。
ランサムウェア感染対策の基本ルール
ランサムウェア感染対策としては、まずは以下の基本ルールを守ることが大前提です。
- ウイルス対策ソフトやセキュリティソフトを導入する
- OSやアプリケーション、セキュリティソフト等のアップデートは必ず行う
- 被害に遭っているかもしれないと思ったときの相談先、報告先を周知しておく
この中で「2.OSやアプリケーション、セキュリティソフトの更新」は、テレワークの普及に伴い、よりいっそう更新状況の把握が難しくなっています。
2.Windows更新プログラム管理の基本をおさらい
現在、利用されているWindows 10/11の場合は、大きく2種類の更新プログラムがあります。
■機能更新プログラム(FU)
OSに新しい機能を追加するための更新プログラム。年に1回の提供で、OSのバージョンごとにサポート期限が決まっています。
■品質更新プログラム
OSのセキュリティ維持や不具合修正のための更新プログラム。「月例パッチ」もこの更新プログラムの一つで、リリース後なるべく迅速にダウンロードし適用することが大切です。
更新プログラム管理のよくあるお悩み
どちらも大事な更新プログラムですが、次のようなお悩みを情報システム担当者様からよくお聞きします。
この課題を解決できるのがManageEngineのパッチ管理特化ツールです!
3.パッチ管理ツール Patch Manager Plus とは
ManageEngineのPatch Manager Plusとは、以下の一連のパッチ管理サイクルを自動化・効率化できるツールです。
Patch Manager Plusの大きな特徴として以下があげられます。
- パッチ管理対応ソフトウェアが豊富
WindowsはもちろんMacやLinuxのOSにも対応。Apacheなどのサーバー系アプリケーションやZoomなど業務でよく使う各種アプリケーションにも対応しています。 - クラウド版/オンプレミス版を選べる
- 導入しやすいコストパフォーマンスのよい価格帯
では、更新プログラム管理のお悩みをどう解決できるのか?
Patch Manager Plus(クラウド版)では、以下のような対応が可能になります。
ウェビナーではこれらの解決に役立つ機能を詳しくご紹介しましたが、その中でも参加者の皆さんの関心を集めた機能・活用法があります。
1 欠落パッチの絞り込み検索
重要度や深刻度が高いパッチを適用できているのかどうかを知るのに便利です。フィルターをかけて重大性の高いパッチが適用されていない端末を特定することができます。
2 リフレッシュサイクル機能
更新プログラムをインストールするタイミングなどを、端末ごとに自動的にずらす設定が可能です。一気に負荷がかからないことで、帯域圧迫を防ぎ、業務に支障を出さずに更新プログラム管理を実行できます。
4.パッチ管理ツール Patch Manager Plus Q&A
ここからはウェビナー後半で皆様から頂いたご質問と、過去のセミナーでよく寄せられた質問の中から、いくつか選んでご紹介いたします。
Q1:配信サーバーはPatch Manager Plusの配信サーバーという認識でよいでしょうか?社内は配信サーバー経由、在宅者は直接という制御はできますか?
A1:はい、その認識で問題ございません。Patch Manager Plusの配信サーバーを特定のパソコンにインストールしご利用いただきます。また社内と在宅者のサーバーの切り分けも可能です。社内では配信サーバー、自宅では例えばWi-Fiから設定し利用いただくことができます。
Q2:中継サーバーを複数立てることはできますか?
A2:はい、複数の構築は可能です。例えば全国区で拠点を持つ企業の場合に、拠点ごとに中継サーバーを設置することができます。中継サーバーについてはライセンスの課金の対象外ですのでご安心ください。
Q3:WSUSは不要になるということでよろしいでしょうか?
A3:はい、上記のご認識の通りでございます。WSUSは不要となりますが、併用してご利用いただくことも可能でございます。
Q4:配布スケジュールはIPアドレス毎に分けて実施することは可能ですか?
A4:はい、IPレンジを指定することが可能です。他にも、コンピュータごと、ドメインごとなど、様々な形式で配布対象を設定していただけます。
次回、ウェビナーのご紹介
Windows更新プログラム管理と同様に、IT資産管理・PC管理業務においても、セキュリティ強化や端末の管理が大きな課題になっています。
何かと手間のかかるIT資産管理ですが、クラウド型(SaaS型)ツールを活用することで、大きく効率化を図ることが可能です。
1 IT資産管理に必要な機能がしっかり備わり
2 中堅・中小企業が導入しやすい価格で
3 セキュリティ面も安心のエンドポイント管理ツール
これらの条件をクリアするクラウド型IT資産管理ツールを、次回のウェビナーで詳しくご紹介します。
【Webセミナー】~セキュリティ強化も端末管理もまるごと効率化~クラウドで手軽に始めるIT資産管理
【日時】2022年12月15日(木)14:00~14:40(質疑応答10分)
【参加費】無料
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Patch Manager Plusについてもっと知りたい方は、製品担当者による相談会(無料)にぜひお申し込みください。
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