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ManageEngineでは2020年12月3日に、統合エンドポイント管理(UEM)ソフトDesktop Centralのクラウド版であるDesktop Central Cloudをリリースしました。
Desktop Central Cloudをご活用いただくことで、テレワークやリモートワーク環境下における端末管理をよりシームレスに実現できます。
Desktop Central CloudはSaaSで提供しております。(アーキテクチャーは以下の図の通りです。)
データセンター内のDesktop Central Cloudサーバーとお客様環境のあらゆる拠点にあるエージェント/中継サーバー(配信サーバー)がHTTPSで通信することで、多様な機能をご利用いただけます。
アーキテクチャーの概要はこちらもご覧ください。
本記事では「Desktop Centralの概要」、「オンプレミス版とクラウド版の違い」、「クラウド版の3つのメリット」の3本仕立てでご紹介いたします。
統合エンドポイント管理(UEM)ソフト Desktop Centralとは?
Desktop Centralは、世間一般ではいわゆる「資産管理ソフト」と呼ばれるジャンルのツールで、PCやサーバーをはじめモバイルデバイスも一元管理できます。
特にパッチ管理機能に強みがあり、WindowsだけではなくmacやLinuxのパッチや、その他350種類以上のサードパーティ製品のパッチに対応しております。
また資産管理には必須の、ソフトウェア配布、インベントリ管理、リモート制御、USB制御など多くの機能を低コストでご利用いただけます。
クラウド版とオンプレミス版の違い
リリース時点では一部機能の対応OSなどで差異がございますが、主な機能としては大きな違いはありません(クラウド版も随時機能追加予定となっております)。
機能差異の詳細はこちらをご覧ください。
クラウド版の3つのメリット
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テレワーク/リモートワーク端末を簡単に管理できる!
オンプレミス版ではテレワーク/リモートワーク端末を管理する場合、社内LANへのVPN接続する、または、セキュアゲートウェイサーバーをDMZ上に設置する必要があります。
一方でクラウド版をご利用の場合は、エージェントをインストールするだけでインターネット経由で端末管理を即座に開始できるため、在宅勤務や出張先など社外にある端末の管理をスムーズに実現できます。 -
サーバーレスで利用可能なため、メンテナンスの負荷軽減やコスト削減ができる!
オンプレミス版ではお客様環境にサーバーを1台用意し、製品のインストールなどのセットアップを実施する必要があります。また運用開始以降も、サーバー自体のメンテナンス作業や、バージョンアップの度にパッチファイルを適用する必要があるなど諸作業が必要です。
一方でクラウド版をご利用の場合は、サーバーレスで利用可能なため、メンテナンス作業負荷や運用コストなどを最小限に抑えられます。
(※管理対象台数に応じて、クラウド版でも配信サーバーが必要となる場合がございます。)
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管理画面へスムーズにアクセスできる!
オンプレミス版の場合、基本的には社内LANへVPN接続しないと管理画面にアクセスできませんが、クラウド版の場合、インターネット環境があれば、いつでもどこでも管理画面へアクセスできます。
以上です。
既に多くのお客様よりDesktop Central Cloudに関するお問い合わせをいただいております。
またManageEngineでは、実際の製品画面をご覧いただきながら、お客様のお悩み/課題の相談が可能なオンライン相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお申し込みください。
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